The Grand Reunion

同志社校友会
パリ大懇親会

2018.09.15 場所:ユネスコビル内レストラン

2018年9月15日、晴れ渡ったパリで第2回目となる海外大懇親会、「同志社校友会パリ大懇親会」が開催されました。
 当日は偶然にも「ヨーロッパ文化遺産の日」と重なり、会場となったパリのユネスコビルにも大勢の観光客が訪れる中、パリはもちろん、ロンドン、スペイン、フィレンツェ、ミラノ、ドイツ、イスタンブールのヨーロッパ各支部、トロント、米国西部、及び中西部支部の参加となりました。また、日本からも多くの方々がユネスコビル7階レストランに集い、総勢107名の方が参加されました。
 受付を済まされた方は、同志社スペイン会がプロデュースした「ハモン・イベリコ」生ハムにスパークリングワインで、開会までの時間を過ごされました。会場のバルコニーからはエッフェル塔が望める絶好のロケーションで、プロのカメラマンが記念写真の撮影サービス。そしていよいよ開会。
 開会に先立ち同志社校友会中村副会長による祈祷、パリ同志社クローバー会黒田会長によるエスプリの効いた開会宣言で始まりました。
 同志社校友会井上会長から、ここ数年の同志社校友会のグローバル化のスピードには目を見張るものがあり、ここパリはまさに同志社校友会グローバリゼーションの中核をなすものである。今後の校友会ネットワークの発展に向け、海外支部との連携を更に深めたいとご挨拶がありました。
 次に来賓を代表し学校法人同志社八田総長・理事長より、ここフランスは、日本初といわれる海外との大学間ダブルディグリープログラムを同志社が締結した地である。創立150周年となる2025年にはあらゆる分野における最先端、第一線で活躍できる「フロントライン同志社」を目指していると語られました。
 同志社大学松岡学長からは、ヨーロッパ、特にフランスとは非常に連携が深く、大学のグローバル化を進めるうえで重要な拠点のひとつとなっている。また2017年度からドイツの名門大学であるテュービンゲン大学内に「同志社大学テュービンゲンEUキャンパス」を設置し、はじめて海外にキャンパスと名の付く事業を展開する。事務所では学生リクルーティングなどをメインに実施してきたが、このEUキャンパスでは、留学プログラムや、交換客員研究員の活動拠点になるなど、教育・研究面で密接なつながりを有したいと考えているとご挨拶のあと、乾杯の発声をいただきました。
 懇親会ではフランス料理に美味しいワインと会話で盛り上がり、会場はさながら同志社の社交場となっていました。各ヨーロッパ支部代表からの近況報告に引き続き、本部の活動報告を同志社校友会長谷川副会長からご報告のあと、いよいよお楽しみの抽選会。今回はヨーロッパ各地で勉学にいそしんでいる留学生の皆さんにお手伝いいただき、福引あり、パリクローバー会黒田会長とのジャンケン大会ありで大いに会場は盛り上がりました。極めつけは今年の葵祭で第63代斎王代を務めた坂下志保さんとのジャンケン大会で、すべての賞品が当選者の皆様にいきわたりました。
 会の締めくくりは、パリ同志社クローバー会西川代表によるお礼の言葉、同志社校友会中村副会長によるご挨拶の後、懇親会でも素晴らしい演奏をご披露いただいた中本陽子さん、あべありかさんによるピアノ伴奏で「Doshisha College song」を参加者全員で高らかに歌い、「同志社チア」がパリの空の下こだましました。同志社の団結力と国際主義を再認識し、また何れかの国での再会を誓いながら名残惜しくもみな家路につき、パリの夜は更けていきました。

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