福島県支部は4月15日に同県会津若松市で総会を開催しました。同支部の竹内和夫さん（1979年経卒）に報告してもらいます。
◇ ◇
福島県支部は4月15日、新島襄ゆかりの日本基督教団会津若松教会（会津若松市）を会場に2023（令和5）年度の総会を催しました。新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年2月以降、イベントを自粛しており、総会を開くのも2019年4月以来、実に4年振りです。
本年は全国的に桜の開花が早く、葉桜の下での開催となりました。出席者は支部関係者が20名、来賓として同志社校友会の松岡会長、大学からは植木学長、矢田校友課長、大亦校友連携コーディネーター、加えて北海道、東北地区の各支部関係者ら10名が参加されました。
青野牧師（神学部大学院、1963年卒）の司式による開会礼拝に続いて開かれた総会では、全ての議案が承認されました。この3年余り、支部会員にはメールや郵便等での依頼といった形でしか働きかけができず、その実績も低調な数字にとどまっている「ビジョン2025 同志社大学募金活動推進」については、支部として一致団結して協力することを確認しました。
これも長年の重い課題である支部会員の拡大については、新しい試みとして校友会本部の協力を得て、総会案内通知を本部経由で発送していただきました。その結果、支部の存在、活動を知っていただき、校友本人からの照会、所在連絡、また実家の親御さんから所在連絡等、多くの収穫がありました。個人情報保護法の法整備により、校友会本部との情報共有が難しい状況にはありますが、新規で2名の校友が総会に出席いただけたことは大きな収穫となりました。
総会終了後は、校友会の松岡会長、植木学長、矢田課長、それぞれのお立場からの現況報告があり、校友会並びに大学について理解を深めることができました。また、支部会員の安斎康史・福島民報社取締役編集局長（文学部、1987年）から「古里福島を希望の地に」と題して講演をしていただきました。参加者の皆様には、改めて震災（原発事故）以降の福島県の現状を再認識する機会となり、まさに福島の復興なくして日本の復興なしという思いを強くしました。
その後、会場を移して懇親会を開催しました。松岡会長、植木学長、他県支部の皆様との情報交換、参加者全員の近況報告が行われ、和やかな雰囲気の中、親睦を深めることができました。最後に「Doshisha College Song」、「Doshisha Cheer」を熱唱し、懇親会を終了しました。
（いずれも4月15日、日本基督教団会津若松教会）