同志社校友会栃木県支部は、令和6年6月1日(土)午後1時からホテルマイステイズ宇都宮(宇都宮市東宿郷)で総会を開催しました。
当日は、保阪正康先生をはじめ、同志社校友会の山川副会長、同志社大学校友課・募金課の田中課長、関東甲信ブロックの横山東京校友会会長、辻茨城県支部長、内田群馬県支部長、坂本埼玉県副支部長、平林千葉県支部長、平川神奈川県支部長、上原山梨県支部長の10名のご来賓を迎え、栃木県支部に会員登録した校友26名が参集しました。
次第は、第一部として、同社校友会栃木県支部総会を、若井明香さん(商学部98年卒)が司会で次の通り総会が進行し、議事がつつがなく終了しました。
① 支部長挨拶
小沼正則さん(経済学部82年卒)から開会の宣言と「今後も校友の交流の場を広げる活動を展開したいと思います。ご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。」との挨拶がありました。
② 議長指名
③ 2023年度事業報告及び決算報告
加藤雅治さん(商学部85年卒)・服部勢治さん(文学部95年卒)
④ 2024年度事業計画案及び収支予算案
遠藤友誉さん(商学部88年卒)
⑤ 募金推進の取り組みについて
小材忠宏さん(法学部98年卒)から募金推進に関して報告がありました。
なお、昨年総会で、良心館の「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の銘板に栃木県支部の名前を刻みたいとの発表をしましたが、本日、栃木県支部として達成できる見込みであることと、達成を確実にするために、懇親会での募金オークション企画の案内がありました。
第二部としてノンフィクション作家・評論家・日本近代史研究者である保阪正康先生(文学部社会学科新聞学専攻63年卒)より、「新島襄、その建学の精神に学ぶ」という演題で講演会が行われました。
保阪先生が歴史をたどる中で、ライフワークとして行っている研究対象との内面的会話の中で考えたことをまとめる形で行われました。
私見としての新島襄の建学の精神は、
・「建学精神の現実は200年先である」
・「必ず余力を持って事にあたれ」
・「真性の自由を愛する人物の養成を目指す」
と考えるとのことで、こちらの内容を中心に行われました。
また、新島襄と八重の歴史的位置は、歴史の裏側を探求するという意味において非常に興味深いお話でした。
また、総会の会場では、落合書店の落合均さん(経済学部81年卒)のご協力により保阪先生の近著から10作ほどを平積みでの販売も行われ、保阪先生のご厚意により希望者全員の書籍にサインいただきました。
第二部終了後、参加者全員による記念撮影を行いました。
第三部は、服部勢治さん(文学部95年卒)が司会で次のプログラムで行いました。
① 乾杯
乾杯のご発声は、商学部71年卒の小平幸二さんに行っていただきました。
② 同志社校友会の山川副会長のごあいさつ
③ 同志社大学校友課・募金課の田中課長のごあいさつ
④ 関東甲信ブロック正副支部長の皆様より一言
⑤ 保阪正康先生のサイン入り色紙とサイン本の募金オークション
『松本清張の昭和史』『近代日本の地下水脈』が出品され、玉田覚さん(経済学部91年卒)と小材忠宏さん(法学部98年卒)がそれぞれ落札し、落札額を募金箱に入れるとともに保阪先生と記念撮影しました。
良心館の「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の銘板掲示の目標額を超えたことから、小沼支部長から同志社大学校友課・募金課の田中課長に目録を贈呈しました。
⑥ 参加した支部会員のうち、初参加した会員から一言
⑦ 同志社カレッジソング斉唱・同志社チアー
音頭を、田嶋久登志さん(文学部83年卒)がとり、同志社カレッジソング斉唱・同志社チアーは、恒例の服部勢治さんの絶妙なリードで、大変な盛り上がりを見せ、来年の再会を誓いながらの閉会となりました。
最後に…
本年は、同志社校友会本部の支援を受けて、栃木県に住所登録がある2022年卒までの全校友に総会案内を郵送しました。
残念ながら総会欠席のご連絡でしたが、栃木県支部に入会いただいた校友が多くいらっしゃいました。その結果、栃木県支部会員は、昨年総会開催時から30名増の82名となりました。ご協力いただきました関係各位には深く感謝申し上げます。